与えるホームページと繋がるSNSを使い分ける

キッチンカーの出店場所は(基本的に)日によって変わります。「毎週〇曜日はここ!」の巡回営業が通常のスタイルとなりますが、いない日はいないので、なんとなくの情報しか持っていない人には「残念」な気持ちを与えがちです。そこで、せっかく抱いてもらえた「また行きたい」という気持ちが途切れないように、身近な情報源としてインターネットの各種ツールを機能させます。まだお店の存在をよく知らない段階の人に対しては、ホームーページのような“総まとめ”情報が求められますが、既にファンになってくれている人に対しては、より身近に繋がれる交流ツール「SNS」での情報提供をこまめに行う方が親切でしょう。

更新は「稼働中」のアピールになる

SNSでの発信・受信体制を持っていると、客層だけでなく、出店場所を増やすチャンスも広がります。週末イベントなどでの(キッチンカー)派遣は、基本的に主催者や企画会社が決めるのですが、「マンネリを防ぐためにも幅広い(お店の)選択肢を持っておきたい」というニーズを常に持っています。また、企業でのケータリング企画を催す場合、担当者は概ね(主催企業の)社員の誰かなりますが、経験不足は否めなく、「どこに頼めばいいか」と、繋がりのなさに悩みがちです。なので、そんな迷いどころに「オファー歓迎」のキッチンカーが登場したなら、担当者にすれば“救世主登場”となるわけです。発見のきっかけは主にネットでのランダム検索なので、依頼主はその場の情報から興味を膨らませていくわけですが、そこでSNSの更新もされていない状態と知ったら、「やっていないのかな?」「受け付けていないのかも」というマイナス印象を与えてしまい、次の候補の検索へとあっさり流れてしまいます。この見えないとりこぼしを回避するためにも、常に何かしらの言葉を発信し続けて、「オファー歓迎」の意気込みを示し続けることが大事なのです。

最新情報の発信は素早く確実に

いろんな情報がスマートフォンの中で得られるようになった今の時代。「営業しているかどうかわからない」お店に「とりあえず行ってみよう」という動きに至ることは、超有名店を除いてはなかなかありません。「確実に体験できる魅力的なもの」を、サービス業全般は求められているのです。なので、出店時間、場所、提供商品の基本情報は、常に最新のものを発信する必要があります。信頼できるお店にはリピーターがつきますので、情報漏れで「行ったけど営業していなかった」ことだけはないよう、素早く、正確に。